Category: 世界遺産

9月 13 2010

福建の世界遺産「華安土楼」

こんにちはチャイナエイトです。

今日は福建省の世界遺産「福建土楼」をご紹介します。

福建土楼

福建土楼

撮影日:2010年8月

撮影場所:福建省華安県

福建土楼は福建省の各地に点在していてそれぞれ全てを一つとして2008年に世界遺産に登録されました。

現在観光目的で行くことが出来るのは、「永定土楼群」「南靖土楼群」「華安土楼群」の3つの土楼群。

そろぞれかなり離れていて全部回るには1,2泊必要。

お世話になった厦門旅遊集団さんいわく、永定は日帰りではかなり無理があり、南靖は展望台からの景色は

綺麗だが、土楼の中はぼろぼろで、しかもお土産さんだらけでゆっくり見れないということで、

一番おすすめの華安土楼へ行くことにしました。

入り口

入り口

ここの入り口までアモイ島から約2時間半。到着は11時10分。

午後ゆっくり見たいので、先に昼食にしてもらいました。

レストラン

レストラン

入り口の手前に立派な新しいレストランがあります。

ここでお食事です。

綺麗な店内

綺麗な店内

さすが世界遺産専門のお店だけあって綺麗です。

地元の客家料理

地元の客家料理

客家料理は脂っこく、味も濃く、カロリーが高めなのが特徴。

しかもこの量・・・2人前です。

【チャイナエイト中国旅行ミニ講座】

突然ですが、中国旅行のワンポイントアドバイスです。

中国を旅行すると今回のように明らかに食べきれない量の料理が出てくることが良くあります。

もったいないとか、ぼられた、とか思うかもしれませんが、これは中国式の客人をもてなす礼儀なのです。

中国では客人を食事に招くとき、あえて食べきれない量の料理を出すのが礼儀で、

逆に、客が出された料理を全て食べてしまうと、招待した側へ、「これじゃ足りないよ!」と

言うことになります。

中国人にとって食事は味や、店の雰囲気も大切ですが、一番大事なのが量で、

ガイドさんもおなかがいっぱいになったかどうかを一番気にしています。

中国に来たら食事は残すのが当然ということを覚えておきましょう!

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移動は電動自動車

移動は電動自動車

土楼までは500km程度ですが、電動自動車で移動します。

展望台

展望台

まずは村全体を見渡せる場所へ案内してもらいました。

が、、、高さが足りず、もの足りず、、、

こっちの茶畑行ってもいいですか?

とガイドさんに無理をいって、茶畑を登ること10分。

うん、絶景、絶景

うん、絶景、絶景

無理言って登った甲斐がありました。絶景!絶景!

ガイドの林さん、ごめんね、本当にありがとう。

この村の土楼は全部で3つ。中央に見えるのが現存する世界最大の土楼で「二宜楼」、

その左奥に小さく見える円形土楼は博物館になっている「南陽楼」、

その南陽楼の右となりにあるのが、方形土楼の「東陽楼」です。

さぁ、下りて見てみましょう。

二宜楼

二宜楼

世界最大の土楼「二宜楼」です。

近くで見るとかなり迫力があります。

この二宜楼は約200年前に建てられたもので、きわめて保存状態が良いそうです。

小さな穴発見

小さな穴発見

びっしり詰まった石垣の中に隙間を発見。

単なる工事ミスかと思ったら、敵が攻めて来た時ここから外の様子を見る為の穴だそうです。

少女発見

少女発見

客家少女発見。ここでは歩き飯が当たり前。

壁の厚さは3m

壁の厚さは3m

壁の暑さは3m弱もあり、ちょっとやそっとでは壊せません。

門は鉄の板で補強

門は鉄の板で補強

土楼の唯一の出入り口である門は鉄板で補強されています。

敵が門に火を放っても焼かれないようにする為です。

門の上から放水

門の上から放水

さらに、門の上部には隙間があり、ここから放水できるそうです。

万が一門に火がついてもこれで消火します。

世界遺産

世界遺産

中庭

中庭

土楼の中にはには井戸があるのが基本で、外敵と長期戦になっても耐えられるようになっています。

昔は家畜もここで飼われていたそうです。

目印

目印

この土楼のには12個の入り口があり、それぞれ別々の家族が住んでいます。

この入り口の彫刻は真っ暗な夜に、手探りに触って自分の家を間違えないように

する為のものだそうです。

なので、各家の彫刻は微妙に形が異なっています。

内装の建築美

内装の建築美

華安土楼の一番の魅力は内装です。

200年前と変わらない色合いで内部の装飾を見ることができます。

3階から

3階から

土楼の3階からの眺めです。

土楼の内部を見学できるのも、今はここだけだそうです。

二宜楼は外側が4階建て、内側が1階の作り。

そして、4階部分の外側に通路があり、各部屋をつないでいます。

階段には蓋が

階段には蓋が

敵が万が一侵入してきても、階段には蓋が用意されていて、侵攻を阻止できます。

4階の通路と階段の蓋を利用して、敵を特定の場所へ追い込みいっきにやっつけるそうです。

なんでそんなに敵がいっぱいいるかと言うと・・・

【チャイナエイト客家ミニ講座】

突然ですが、客家(ハッカ)について学びましょう。

むかーし、むかし、戦火を逃れる為に南下してきた漢民族の民がいました。

突然現れた彼らを、原住民たちは、よそ者という意味の客家と呼ぶようになりました。

幾度となく原住民たちは客家を追い出そうと争いになりました。

その争いの中で客家たちは土楼という不落の城を築いていきました。

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というわけで、土楼は住居と言うよりも要塞としての役割が大きかったのです。

宿

宿

「宿」の看板を見てもしかしてと思い聞いてみました。

もしかして泊まれるの?

1泊30元で泊まれるよ。

なんと、世界遺産にお泊りできます。しかも30元。

ちょっと勇気の要る部屋でしたが、機会があったらどうぞ。

茶畑

茶畑

二宜楼を後にして、茶畑を歩くこと10分。博物館になっている南陽楼を見学。

南陽楼

南陽楼

南陽楼は二宜楼より一回り小さい円形土楼で、ほぼ全ての部屋が展示室になっている博物館です。

おばあちゃん

おばあちゃん

入り口でおばあちゃんがお茶を出してくれました。

ここで飲んだウーロン茶がホントにホントにおいしかった。

歩き回ってのどが渇いていたのもあるけど、今までこんなにおいしいお茶は飲んだことが

ないと思うほどおいしかったです。

おばちゃんは特にお茶を売っているわけではないので、安心して飲ませてもらってください。

私はお茶のあまりのおいしさに感動して、お礼の意味も込めて土楼の灰皿(写真右下)を買いました。

ドア

ドア

土楼を形作る一つ一つのもの全て世界遺産。

昔の農業器具

昔の農業器具

こんな感じで部屋にいろんなものが展示してあります。

厨房

厨房

昔の厨房を再現。なぜかここにだけ真新しい人形が・・・かなり不気味。

土楼の壁

土楼の壁

土楼の壁は土とわらがベースで、うそかほんとか、たまごやさとうも入っていて、

いざというときに食料にするそうです。

土楼の説明

土楼の説明

どのような方法で敵に対処するかのイラストが分かりやすくて面白かった。

お土産3Dめがね

お土産3Dめがね

何気なくお土産を見ていたら、今話題の3Dがここに!

昔小学館の付録で付いていたような

写真が立体に見えるめがね。これが結構面白い。

というわけで約3時間たっぷり土楼を見学しました。

世界遺産を訪れたというより、一つの村に遊びに来たと行った感じの場所でした。

押し売りのお土産屋もないし、村人はみんな気さくで優しいし、お茶はおいしいし。

他の土楼だとこうはいかないそうです。

自信をもってお勧めできる世界遺産です。

世界遺産福建華安土楼に関するお問い合わせ

世界遺産福建華安土楼のツアー

8月 14 2010

「中国丹霞」世界遺産に登録

こんちには、チャイナエイトです。

本日は福建省より中国の新しい世界遺産についてのお知らせです。

中国丹霞

中国丹霞

ブラジルの首都ブラジリアで現地時間8月1日に開催されていた第34回世界遺産委員会で、

広東省の丹霞山を主要とする中国丹霞世界自然遺産が世界自然遺産に登録されました。

中国では8番目の世界自然遺産になります。

中国丹霞

中国丹霞

「丹霞地形」は赤い堆積岩で形成された地形で、今回、登録されたのは、

広東省の丹霞山、貴州省の赤水、福建省の泰寧、湖南省の莨山、

江西省の竜虎山、浙江省の郎山の6カ所の国家級風景名勝区。

中国丹霞

中国丹霞

中国南西部のこの地域には、天然の柱、塔、峡谷、

渓谷、滝、鍾乳洞といったカルスト地形が連なっています。

また常緑樹林には多種多様な動物や植物が生息し、

そのうちの400種は希少種または絶滅危惧種と考えられ、

自然遺産登録の決め手となりました。

世界遺産「中国丹霞」のお問い合わせはこちらよりどうぞ。

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