中国茶の作法

こんにちはチャイナエイトです。

今日は福建のアモイで体験した、中国茶の作法についてご紹介します。

中国茶の作法

中国茶の作法

撮影日:2010年8月

撮影場所:福建省アモイ市郊外

中国旅行のツアーには必ずと言っていいくらいあるお茶の接待。

その理由は・・・

1つは、客人を茶でもてなすという昔からの風習によるもので、

もう1つは、どうせお土産でお茶を買うならうちで買ってください。の2つ。

現在は後者の意味合いが恐らく強いですが、

これは実は旅行者にとって結構ありがたいサービスなんです。

安いからスーパーで買おう、と言うのは危険です。

なぜなら何が入っているか分からないからです。

日本ではメーカーやブランドで商品を買えますが、中国では中身を入れ替える

詐欺まがいなことが日常的に行われています。

なので、実際に試飲してみて、今飲んだお茶を買えるというのは、

非常にいいサービスなんです。

前置きが長くなってしまいましたが、お茶を頂きましょう。

おちゃっぱ

おちゃっぱ

まずは、お茶っぱを観賞します。この際、においを嗅いだり、お茶についての効能などの説明を

聞いたりします。

お世話になった厦門旅遊集団さんでは、日本語でお茶の特徴や効能をまとめた資料を用意してくれました。

まずはお湯で蓋碗をゆすぎます。

まずはお湯で蓋碗をゆすぎます。

まずはお湯で蓋碗(がいわん)をゆすぎます。

沸騰しているお湯を器用に蓋碗に掛けていきます。

おちゃっぱ投入

おちゃっぱ投入

続いておちゃっぱを投入します。

蓋碗の半分くらいまで入れます。結構な量が入ります。

お湯を注ぎます。

お湯を注ぎます。

さっと泡を取り除きます

さっと泡を取り除きます

お湯を入れたら、さっと上に出来た泡を蓋で取り除きます。

1回目は捨てます

1回目は捨てます

早すぎて何がなんだか分からなくなっていましたが、

一回目のお茶はどうやら捨てるようです。

2回目

2回目

2回目は茶漉しでこのガラスのピッチャー(茶海といいます)に注ぎます。

湯のみをすすぎます

湯のみをすすぎます

お茶を少し冷ます間、湯のみ(茶杯といいます)を熱湯ですすぎます。

茶海から茶杯へ

茶海から茶杯へ

ハイ、出来上がり!

ハイ、出来上がり!

出来上がりです。

う~ん。やっぱりプロが選んだお茶だけあって、

深みがあっておいしい。

せっかく中国にきたんだから、ちょっと高くてもおいしいお茶を買って帰りましょう~

おいしいお茶屋さんに関するお問い合わせ

おいしいお茶が買えるツアー