諸葛八卦村&諸葛孔明の子孫達

諸葛八卦村

諸葛八卦村

上海から高速道路で2時間に杭州、そして杭州から高速道路でまた2時間でようやく着きました。浙江省蘭渓市の「諸葛八卦村」です。
三国志探訪のため、諸葛孔明の子孫が生活していた村を訪ねました。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

村の入口前の池を渡ったら、まずこの孔明をまつり丞相祠堂を見学します。明代からの建物とのことですが、建物はロの字型に配置されています。
現地ガイドの話によると、この諸葛八卦村の村民の8割が諸葛という姓を持っています。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

400年の歴史もあるこの建物の上には、「名垂宇宙」の額が掛けられています。意味、諸葛亮孔明の高名は天地万物にまで響き渡っているということで、先祖を深く尊敬していることを表現しています。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

この建物の後半が、急に地形が高くなり、諸葛孔明の彫像があったり、占いがあったりしています。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

丞相祠堂から出たら、村の路地をめぐり始めます。
村全体が九宮八卦の陣のように構築され、鐘池を中心にして八本の小道が放射状に外側へ向かって延びています。それで八卦村と呼ばれたのです。なぜそのように構築したのか、謎のようですが、説がたくさんあります。
更に、村の外には八つの山があり、村を外界から隔離し、これがいわゆる外八卦と言われています。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

この村を設計した人諸葛大師と言います。太極図の形をした鐘池を村の中心に据えることにより、陰と陽を繰り返し、陰と陽が互いに補い合って、村の運気を上昇させ、村を発展させたいという考えがあったようです。そのため、村の路地構造がわかりにくく、迷いやすいです。しかも、起伏を富んだ路地に、何度来ても迷子になる観光ガイドまでもいました。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

この方は諸葛孔明48代目の孫とのことです。天下第一「福」と呼ばれる鶴と龍で構成する文字を書いてくれたり、お扇子に諸葛孔明の「誡子書」書いてくれたりしています。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

この次に見学したのは「大公堂」です。建物は村の中心である「鐘池」に面しています。諸葛孔明を神として祀る記念堂です。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

中に諸葛一族の系譜も掲示しています。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

一番大事なのは、諸葛孔明の「誡子書」ですね。諸葛孔明が子孫に対する家訓ですね。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

上塘と呼ばれる池の周りに、若干店があります。

諸葛八卦村

諸葛八卦村

またまた狭い路地に潜入して、諸葛八卦村の旅が続いています。。。