上海雑技団　会場ごと演目大比較 - 基本情報｜中国旅行のチャイナエイト

　上海観光の楽しみの一つ、上海雑技団の熱演。毎晩19時30分より、市内の各会場より上演する。しかし、旅行中に一度しか見る時間のない雑技団はどの会場にするかは迷ってしまう。

　日頃、雑技団にアテンドする弊社ガイドよりレポートを提出してもらった。

　【1.開幕式】

「雲峰劇院」は獅子舞と龍踊りからスタートする開幕式は非常に中国元素が濃厚である。

「白玉蘭劇場」も似ている内容である。

　　

左は「雲峰劇院」のポーズで、右は「滬西大劇院」のポーズだ。

【2.椅子畳の技】

上海雑技の伝統演目である。

　　

「雲峰劇院」は桂林山水画の背景にして、中国の伝統的な「美」を表す。

　　

「白玉蘭劇場」は照明を暗くして、椅子と役者の輪郭をPRする。

「上海商城劇院」（ポートマン）は複数の役者が登場して、難易度が高い。

　　

「滬西大劇院」は椅子の色を伝統的な白から脱出して、よりカラフルな画面を演出した。

【3.輪くぐり】

「雲峰劇院」は非常に伝統的な内容を演出した。

　　

　　

「滬西大劇院」は大変現代感のある音楽と服装で演出する。

「上海商城劇院」（ポートマン）は立体感のある改良演目になった。

「白玉蘭劇場」は中国伝統神話「西遊記」の物語を使用して、万里飛行のできる孫悟空の役で語った。

【4.草帽子の技】

イキイキするわけではなくて、リラックスした演目だ。男の子が演出した楽しい曲芸。

　　

「雲峰劇院」は伝統的な内容だ。

　　

「白玉蘭劇場」はジャズ音楽と服装を用いる。

　　

「滬西大劇院」の娯楽度が高い。

【5.足支えの技】

　　

「滬西大劇院」の役者はテーブルと壺を支える。

　　

「白玉蘭劇場」の役者は磁器を跳ばす。

　　

「雲峰劇院」の役者は傘とテーブルクローズを回す。

【6.皿まわしの技】

　　

「雲峰劇院」の演目は中国風の色彩を用いる。

　　

「白玉蘭劇場」は古代宮殿の衣装を着用させる。

　　

「滬西大劇院」の照明は非常に幻想的である。

【7.柔軟術】

　　

「雲峰劇場」のポーズは非常に美しい。

　　

　　　　

「滬西大劇院」の難易度が大変高い。

　　

　　

「白玉蘭劇場」には、女性役者以外、男性役者のパワー演出もある。

【8.吊の技】

　　

「滬西大劇院」の演目内容は中国古代神話にある月様に生活している神様の内容で表現している。

　　

「白玉蘭劇場」の演目はタイタニックの音楽伴奏でラブストーリを語る。

「上海商城劇院」（ポートマン会場）は狭い舞台の上に演出した細かい動きが見える。

【9.コマ回すの技】

「雲峰劇場」の役者は女将の衣装で登場する。

「白玉蘭劇場」の女の子は大変可愛いポーズを取る。

「滬西大劇院」の女の子は空中回転しながら、コマを回す。息を呑んでしまう。

「上海商城劇院」（ポートマン会場）の演目は上品感がある。

【10.ボールの技】

　　

「雲峰劇院」の方は上手で成功率が高い。

　　

「滬西大劇院」の方は10個のボールにも挑戦するが、たまには失敗もある。

【11.手品】

「雲峰劇院」では、手品師のいる。

【12.壺支えの技】

　　

「滬西大劇院」の方しかできない技がある。重たい壺を頭で飛ばしても、また無事に頭に戻る。

【13.変面】

　　　　

中国国家秘密の四川劇の演目「変面」は「滬西大劇院」のみ見られます。

【14.女子自転車の技】

「白玉蘭劇場」と「雲峰劇院」の両会場では、ほぼ同じ内容で演出している。「千手観音」のポーズは圧巻。

【15.ローラースケーティング】

「白玉蘭劇場」特有の演目かもしれません。

【16.フラフープ回し 】

　　

「雲峰劇院」の演目のこのような感じです。

　　

「滬西大劇院」の方がこんな感じです。

【17.バイクスリル飛行】

「上海商城劇院」（ポートマン会場）は劇場の広さの都合で、上演していません。その他のすべての会場には、最終演目として上演します。内容は同じであるが、バイクの台数に競い合っている。

一番最初は「白玉蘭劇場」でバイク4台を入れたが、その次に「雲峰劇院」がバイク5台にアップした。

誰にも負けずに、「白玉蘭劇場」がバイク6台にした。

新規オープンした「滬西大劇院」が最初からバイク7台という記録的な数字を作った。まだまだ競争中。。。

あいた口がふさがらない～って技たちがたくさん見られる！！

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