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北京の三山五園・五壇八廟
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(5票) 更新日:2019年05月10日

北京には沢山歴史建築が残されています、それらの歴史建築にはいつも通称で呼ばれいています。今日は皆さんに三山五園・五壇八廟をご紹介します。

三山五園



三山五園というのは北京西郊にある古代皇帝の庭園と行宮のことです。三山とは万寿山、香山、玉泉山です。五園は宜園、静明園、暢春園、圓明園、頤和園のことです。





万寿山



万寿山は頤和園にあります、元代では瓮山と呼ばれています。乾隆皇帝はその母親の誕生日祝いのため、瓮山を今の万寿山に変えました。現在万寿山は前山にある仏香閣を中心にして、膨大な建築群を建てられています。





玉泉山



玉泉山は頤和園の西側にあります、山の上には「玉泉」があるから、玉泉山と呼ばれてます。玉泉山は有名な「燕京八景」の一つで、現在は中央軍委の別荘の所在地なので、一般開放されていませんので、入ることはできません。静明園は玉泉山にあります。





香山



現在香山というのは一般的には香山公園のことです、香山公園は古称静宜园。香山は北京西郊にある古代皇帝公園です。元、明、清の時代、皇族はここで皇族専用の別荘を建てました。燕京八景のひつと「西山晴雪」はここにあります。





暢春園



暢春園は圓明園南、北京大学西側になります。庭園全体は中国江南建築の雰囲気で建てられました、かつで「京師第一名園」と呼ばれています。皇族達が郊外避暑の行宮でした。





圓明園



圓明園は清代行宮式の皇族庭園。中国三千年造園技術を受けて、皇族庭園の豪華と豪邁、江南庭園の優しさ、西洋庭園の異邦文化を融合した傑作です。当時中国最も優秀な庭園でした。圓明園は有名な庭園だけではない、皇族の博物館でした、歴史古い文物が沢山諸蔵している。





頤和園



頤和園は北京海淀区にあります、中国現存最大で同時に保存されて最も完全な皇族庭園である。中国古代庭園の代表作と称されている。



 



五壇八廟



五壇というのは日壇、月壇、地壇、天壇和先農壇のことです、五角形で故宮の東西南北に分散されている。八廟というのは太廟、奉先殿、伝心殿、寿皇殿、雍和宮、堂子、文廟と歴代帝王廟のことです。





先農壇



先農壇は故宮西南位置にあります。明、清皇帝が先農神と耕作儀式を行う場所です。最初の名は山川壇。





天壇



天壇は故宮東南にあります、先農壇と対照位置となります。1420年、明の永楽帝が建立したとされる。建設当時は天地壇と呼ばれていたが、1534年、天壇と地壇に分離、天壇と呼ばれるようになった。





日壇



日壇また朝日壇と呼ばれています。東方にあります。明、清皇帝が太陽神を祀る場所です。日壇は明嘉靖年間にたてれら、1949年日壇の半分以上破壊され、1951年から修復、現在の様子になりました。





月壇



月壇は西方にあります、月壇は原名「夕月壇」。明、清皇帝が夜明神(月)と星を祀る場所です。





地壇



地壇は北方にあります、五壇の中で二番目大きな壇です。明、清皇帝が「皇地祇神」を祀る場所です。建物全体は中国古代思想の「天圓地方」で建てられました。地壇の銀杏大道が秋になると、落ち葉の名鑑賞地となります。





太廟



太廟は中国古代皇帝の宗廟です、皇帝がご先祖を弔いの場所です。太廟の柏木が大変有名です、基本全部百年以上の老木です。ここも結婚写真を撮る人気スポットです。





奉先殿



奉先殿も皇帝がご先祖を弔う場所です、「小太廟」と呼ばれている。太廟で弔うと手続きが面倒で、正式と違って、奉先殿はいつでも弔いに来ることは可能です。





伝心殿



伝心殿は今故宮になります、古建部として使われています。





寿皇殿



寿皇殿は景山公園にあります、清代歴代皇帝の神像を置く場所です。



 





雍和宮



清の康熙33年(1694年)、皇子時代の雍正帝の居館として建築された。雍正帝が雍親王に封じられていたことから、即位前は「雍王府」と呼ばれていた。1711年には後の乾隆帝が雍王府内で誕生している。北京最大のチベット仏教の寺院。





堂子



堂子は古代神を祀る場所です、満州神廟の呼び方です。堂子には清が中原に入る前に戦死した4人の先祖の形見が置いてあります。現在は北京飯店貴賓樓。





文廟



文廟即ち孔廟、国子監街にあります。元、明、清皇帝が孔子を祭る場所です。南京文廟、吉林文廟、曲阜文廟通称「中国四大文廟」。





歴代帝王廟



歴代帝王廟通称帝王廟、歴代開国皇帝と開国功労者を祭る場所です。