|
|
中国茶の作法 |
| 役立ち度: | (0票) | 更新日:2011年08月19日 |
今日は福建のアモイで体験した、中国茶の作法についてご紹介します。 |
こんにちはチャイナエイトです。 今日は福建のアモイで体験した、中国茶の作法についてご紹介します。 
撮影日:2010年8月
撮影場所:福建省アモイ市郊外
中国旅行のツアーには必ずと言っていいくらいあるお茶の接待。
その理由は・・・ 1つは、客人を茶でもてなすという昔からの風習によるもので、 もう1つは、どうせお土産でお茶を買うならうちで買ってください。の2つ。 現在は後者の意味合いが恐らく強いですが、 これは実は旅行者にとって結構ありがたいサービスなんです。 安いからスーパーで買おう、と言うのは危険です。 なぜなら何が入っているか分からないからです。 日本ではメーカーやブランドで商品を買えますが、中国では中身を入れ替える 詐欺まがいなことが日常的に行われています。 なので、実際に試飲してみて、今飲んだお茶を買えるというのは、 非常にいいサービスなんです。 前置きが長くなってしまいましたが、お茶を頂きましょう。

まずは、お茶っぱを観賞します。この際、においを嗅いだり、お茶についての効能などの説明を 聞いたりします。 お世話になった厦門旅遊集団さんでは、日本語でお茶の特徴や効能をまとめた資料を用意してくれました。

まずはお湯で蓋碗(がいわん)をゆすぎます。 沸騰しているお湯を器用に蓋碗に掛けていきます。

続いておちゃっぱを投入します。 蓋碗の半分くらいまで入れます。結構な量が入ります。


お湯を入れたら、さっと上に出来た泡を蓋で取り除きます。

早すぎて何がなんだか分からなくなっていましたが、 一回目のお茶はどうやら捨てるようです。

2回目は茶漉しでこのガラスのピッチャー(茶海といいます)に注ぎます。

お茶を少し冷ます間、湯のみ(茶杯といいます)を熱湯ですすぎます。


出来上がりです。 う~ん。やっぱりプロが選んだお茶だけあって、 深みがあっておいしい。 せっかく中国にきたんだから、ちょっと高くてもおいしいお茶を買って帰りましょう~