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昆明市内の大観公園
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(4票) 更新日:2014年09月30日

大観楼は大観公園の主要な風景区の一つで、市の南西2キロのテン池の湖畔にある。 中華民国初年、公園として整備され、修復に携わった唐継尭の銅像が公園の真ん中に立つ。また、大観楼の前の池の中には、三つの白い岩が立ち、西湖の「三潭印月」を思わせる。


昆明市内から6キロ西南に位置する面積約0.5ヘクタールの庭園式公園。園内の木造3階建ての城楼は1690年に創建されたが火事で焼失し、1866年に再建されたものだ。城楼の上から池の全景や西山も一望することができる。城楼内部には歴史的文人、墨客の題字が多く残されており、中でも特に有名なものは、清代の孫髯翁が詠んだ180文字の長聯(家の門などに飾る細長い紙に文字を書いたもの)で、「天下第一長聯」と称えられている。この180文字で雲南省の数千年の歴史及び園内の池周辺の景色を余すことなく表現していることから各界の絶賛をあびている。年間を通じ大勢の観光客がこの公園を目指してやってくるが、その主な目的はこの長聯にあるといっても過言ではない。

大観公園は、その地形によって、近華浦と大観楼片、楼外楼と魯園片、庚園と花圃の三つに区切られている 



 大観公園がテン池に面している。昆明市の西南に位置する湖でテン池または昆明湖とも呼ばれる。"高原明珠"と称えられる山水園林と歴史 文化を一体とした国家級景勝地。テン池は風光明媚な高原の湖で、第三紀テン池喜馬拉雅山の造山運動の影響を受け、高原の石灰岩の断層陥落湖になった。湖面の海抜は1886.5m、湖面の面積は198k㎡、湖岸線の長さは163.2km、湖水の深さは平均5.5m、貯水量は13億m3。雲南の湖の中にテン池の面積が最大、全国の内陸湖の中には6位である。テン池まわりの山脈はコンロン山系に属し、雲嶺山脈の東支部分で、烏蒙山と総称し、大小数十座の峰がある。 テン池は昆明の風景名勝の中心として観光内容が豊かで、湖のまわりに石器時代の遺跡を訪ね、古テン王の墓の跡に沿って雲南文化の起源の秘密を探求できるし、西山、白魚口、鄭和の故郷、盤龍古寺、官渡金鋼塔等十数個所の名勝古跡を観光できる。また湖のまわりの海口、昆陽、晋寧、呈貢、官渡、黑林テン池舗等町にいったら民間風俗の見学もできる。湖沿いには、西山森林公園、観音山、白魚口、大観楼、海こん公園、雲南民族村、鄭和公園などのスポットがあり、遊覧船に乗って、存分に楽しめる。

『三国志演義』では 諸葛亮もテン池に到達することがある。南中四郡は平定され、その住民のうち女子供、老人は、土地の豪族の焦、雍、婁、爨、孟、量、毛、李氏に配属された。諸葛亮は彼らのなかから優れた者を選び、建寧郡の爨習、朱提郡の孟たんを孟獲とともに官吏に登用した。のちに孟獲は御史中丞にまで昇った《華陽国志・諸葛亮伝》。